アイドル彼氏
キスなんて出来ない
でも蓮音を守る為には
私は背伸びをし悠基に顔を近付けた
「蓮音……?」
キスする寸前で蓮音に後ろから抱きしめられた
暖かい……
蓮音の腕の中スッゴく暖かい
「早和ちゃんおいで」
「お前さ、早和に何言ったんだよ」
蓮音は私を抱きしめている手にさらに力を加えた
「蓮何言ってんの?
早和ちゃんは俺の事好きだから付き合ってるんだけど」
「早和…何言われた」
急に私に振られてどうすればいいのかわからずただただ抱きしめられていた
「何……も言われてない………」
「嘘だろ」
何で嘘って………
蓮音は私の心を読んだのか
「早和って嘘つくとき絶対目合わせねぇんだよ」
私そんな癖あったのか………