俺様先生と秘密の授業【完全版】
「……吉住さんに聞いたけど、今、沈黙の狼と天竜組が大変なコトになっているんでしょう?
そんな風に二人して遊んでいていいの?」
なんて。
あたしの戸惑いに、直斗と岸君はきょとんと、顔を見合わせた。
「俺は、狼引退してるし」
「私は、天竜組から完全に離れるつもりだし」
「なあ?」
「ねぇ?」
本人達は、あんまり関係ないんデスカ。
そんな、脳天気に返って来る応えに、あたしは、思いきり力が抜けた。
何だか、名字まで変えて真面目に頑張っている吉住さんが、可哀想になって来る。
「ま、いいわ。
二人とも、な~~んの確執も無く、仲良しなら」
うん。
何事も平和が一番だし。
と思っていたら。
直斗が微妙に目を細めた。
「別に、全く、岸とわだかまりが無いわけじゃねぇ」
「そうよ。
私だって、このヒトのコト先生って呼ぶのやめることにしたぐらいだわ」
なんて、岸君も言い返し、今度は直斗と岸君が視線を合わせてばちばちばちっと火花を散らした。
「こ、今度は、なによ……っ!?」
そんな風に二人して遊んでいていいの?」
なんて。
あたしの戸惑いに、直斗と岸君はきょとんと、顔を見合わせた。
「俺は、狼引退してるし」
「私は、天竜組から完全に離れるつもりだし」
「なあ?」
「ねぇ?」
本人達は、あんまり関係ないんデスカ。
そんな、脳天気に返って来る応えに、あたしは、思いきり力が抜けた。
何だか、名字まで変えて真面目に頑張っている吉住さんが、可哀想になって来る。
「ま、いいわ。
二人とも、な~~んの確執も無く、仲良しなら」
うん。
何事も平和が一番だし。
と思っていたら。
直斗が微妙に目を細めた。
「別に、全く、岸とわだかまりが無いわけじゃねぇ」
「そうよ。
私だって、このヒトのコト先生って呼ぶのやめることにしたぐらいだわ」
なんて、岸君も言い返し、今度は直斗と岸君が視線を合わせてばちばちばちっと火花を散らした。
「こ、今度は、なによ……っ!?」