俺様先生と秘密の授業【完全版】
「うん。
だから、明日は土曜日だけど、学校に行くね?
直斗を顧問に立てて。
あたしと、岸君と、吉住さんと、伊井田さんの四人で、丁度、同好会が作れるって言うし……
何よりも。
口では、ぶつぶつ言ってたけど、みんな楽しそうだったよ?」
なんせ、同好会の会長を決めるのに、結局。
岸君と吉住さんは、腕相撲で勝負したくらいだったし。
見かけによらず、岸君も強く、吉住さんと接戦だった。
残念ながら、岸君は負けちゃったけど。
前の日に殴られてなければ、勝負は判らなかったかもしれない。
「ふうん……あの吉住が、そんな遊びに付き合ったんだ」
何となく、不満そうな兄貴の声に、あたしは、慌てて言った。
「だって直斗、ヒトをノせるの上手いんだもん。
あ、でも。
吉住さんは、ちゃんとお仕事してるよ?
必ず、あたしの声の届く所に居てくれるし。
伊井田さんは、一方的にアタックしてるけど、吉住さんは、ほとんど無視してるし……」
完全無視は、出来ないみたいだけど、ソコは内緒にしておいてあげよう。
アレでとやかく言われたら、吉住さんが、可哀想過ぎる。
だから、明日は土曜日だけど、学校に行くね?
直斗を顧問に立てて。
あたしと、岸君と、吉住さんと、伊井田さんの四人で、丁度、同好会が作れるって言うし……
何よりも。
口では、ぶつぶつ言ってたけど、みんな楽しそうだったよ?」
なんせ、同好会の会長を決めるのに、結局。
岸君と吉住さんは、腕相撲で勝負したくらいだったし。
見かけによらず、岸君も強く、吉住さんと接戦だった。
残念ながら、岸君は負けちゃったけど。
前の日に殴られてなければ、勝負は判らなかったかもしれない。
「ふうん……あの吉住が、そんな遊びに付き合ったんだ」
何となく、不満そうな兄貴の声に、あたしは、慌てて言った。
「だって直斗、ヒトをノせるの上手いんだもん。
あ、でも。
吉住さんは、ちゃんとお仕事してるよ?
必ず、あたしの声の届く所に居てくれるし。
伊井田さんは、一方的にアタックしてるけど、吉住さんは、ほとんど無視してるし……」
完全無視は、出来ないみたいだけど、ソコは内緒にしておいてあげよう。
アレでとやかく言われたら、吉住さんが、可哀想過ぎる。