空からの願い
日向「俺が…怖いか?」

麻沙「は?何言って…。」

日向「じゃあ、何でそんなに震えてる。」

麻沙「そんな…コト…。」


自分でも知らない間に全身が震えていた。震えていることに気が付き、あたしはその場に座りこんだ。


日向「大丈夫か?」

麻沙「……わかっ…力入んない。」


すると日向があたしの腕を自分の肩にかけてあたしを立たせた。


麻沙「うわっ。……ごめん。」

日向「世話の焼ける奴。歩けるか?」

麻沙「少しなら。」

日向「どっか座れる場所見つける。」


そう言って日向は近くのファーストフード店に入ってあたしを椅子に座らせて、電話をかけはじめた。
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