空からの願い
噴水の所に男の子が1人で下を向いて座っていた。
あたし達より年上に見えた。


和美「誰かに振られたんじゃないの?かわいそう~。」


和美は面白おかしく言っていた。


買い物も終えて外に出たらまだ男の子がいた。
寝てるのかな?
そう思っていたらその子は急に立ち上がり、あたし達の方に向かって歩いてくる。


男「今メッチャトラブっててちょっと手伝ってくんない?」

麻沙・和美「は?」

男「お願い!この通り!!」

和美「お願いされたって……。」
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