私の彼氏は最強野生児。
「お、お邪魔しまーす…」
こんなバカデカイ家入るの気が引けるな…。
しかも野生児・拓実の家だろ?
親は金持ちなのになんで草食ってんだよ(笑)
「じゃ適当に座ってて!!!!!」
「はい…」
部屋に通されて、とりあえず可愛いカーペットの上に座ってみた。
部屋は特に変わったものはなさそう。
本来の理由ではきっと使われていないであろう勉強机。
なぜかこれまたデカイベット。
背の低い木製のテーブル。
拓実さん(猿)の書かれてる可愛い絨毯(失礼)
そして…エレキとアコースティック1本づつギターが置かれていた。
「拓実さん野生児でもギター弾くんだ…」
「誰が野生児だ!!!!(笑)」
「うわっびっくりした!」
「うん、俺ギター弾く。だから手の皮厚いぜ?」
そう言って手を伸ばしてきた拓実さん
触るんだよね…。
マジか…///
「あっホントだ」
単純に厚かった(笑)
「弾いてやりたいけど今日はお勉強だぜ!!!!!」
「はぁい」
「んで何が分かんないの?」
「まぁ全部ですけど特に数学…」
「よし来たー!!!行くぞー!!!!!!!!!!!」