私の彼氏は最強野生児。


ーダダダダダダダダダダッー

ーバタンー


「えっ?」


「未散ちゃーーーーーーーーーーーん」

「た、拓実さん!?」

あのダダダってやつ拓実さんの足音?
吃驚したー


「未散ちゃん大丈夫?威瑠になんもされてない?」


あたしの顔をじーっと覗き込んで聞いてくる拓実さん。


「あんねなんもしとらんに決まってるでしょ。」


拓実さんの迫力にたじたじのあたしと反対にけらけら笑ってる威瑠先輩。


「じゃ俺帰るねー。未散ちゃんもう泣かないようにー」


「ご迷惑をおかけしました…」


「悪かったな。」


「おう。じゃあなー」


ひらひら手を降って威瑠先輩は帰って行った。
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