僕のぽっちゃり彼女 ~ウエディング大作戦~
「真樹・・・!?」


真樹は体を離し真菜の顔を見た。


「んん!? 何、そのびっくりした顔は?」


そう、真樹は殴りかかってきた
タケルのパンチをかわし、
腹に膝蹴りを食らわしていた。


「真樹がタケルくんを?」


「うん。 以外?」


「えっ、いや・・・」


そりゃ以外だ。
いつも真菜に突き飛ばされている真樹が
力もケンカも強いタケルを
倒してるんだから。



「もう大丈夫だぞ。」


また、真樹はやさしく笑った。





< 121 / 214 >

この作品をシェア

pagetop