僕のぽっちゃり彼女 ~ウエディング大作戦~
「おまえみたいなヤサ男に、
俺が負けるはずがあるか!!」


そう言って真樹を睨みつける。


「タケルくん・・・」


真樹は真菜をそっと離して立ち上がった。



「だいたい何ええかっこしとんじゃ!!
おまえだって遊びのくせに!!
真菜、おまえ騙されとんぞ。」



真菜は真樹の顔を見た。


真樹は表情一つ変えず、
黙って立っていた。


そんな真樹を見て真菜は思った。


私がバカだった・・・

何疑ってんだろ?
真樹をはそんな人じゃないのに・・・

私が一番よく知ってるはずなのに・・・




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