僕のぽっちゃり彼女 ~ウエディング大作戦~
「もういいよ。」


真樹はやさしくそう言った。
でもかえってそのやさしさが
余計に真菜を苦しめた。


「真樹の気持ちが、もう私には
無いんじゃないかって・・・」


「えっ!?」


「・・・」


「なんで!?」


「うん・・・」


「なんやねん?」


真樹が真菜を問いただし、
真菜は重い口を開いた。


「ウエディングドレス・・・
見てたでしょ・・・?」


「ウエディングドレス?」


「うん、この前買い物行った時・・・」


「えっ!? ・・・ああ、うん。
見とったで。 それが何?」




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