僕のぽっちゃり彼女 ~ウエディング大作戦~
ブォォォーン!!!


場面変わって港の第一突堤。
大きな貨物船の汽笛が響く。


コツコツ。


女性の足音が近づいてきた。



「真菜ちゃん。」


フレンチコートの襟を立て
現れたのは亜由美ちゃん。


「亜由美ちゃん。」


「そろそろだと思ってた。」


「うん。 やっぱり決着つけないと
前には進めないから・・・」


「そうね、私もそう。」









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