僕のぽっちゃり彼女 ~ウエディング大作戦~
俺たちは弁当を買って新幹線に乗り込んだ。


いつもならこんな弁当、
二、三個はすぐ食べるのに、
今日は二個目で箸が止まった。


「あれ? もういいのか?」


「うん、なんか疲れちゃった。」


「そっか。」


「真樹、少し寝ていい?」


「うん。」


真菜は俺にもたれ腕を絡ませてきた。
そして、強く手を握り眠りについた。


その手の握り方がいつもと違った。


強く、強く・・・
まるで何かに怯えてるよう・・・



真菜、一体どうしたんだ・・・?







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