徒然なるままに


私の愛はあなたにとって
もはや毒。

首筋に絡みつくあなたに
指を滑らせ、
私を覚えさせる。


愛の無い行為は
無意味なことだと言うけれど
そんなの嘘。


私は
あなたが偽りでさえ
去っていってしまったら
心臓を採られたも同じ。


きっと死んでしまうでしょう。

それでも
きっとあなたは
泣かない。


私はそれを
あなたらしいと、
愛しいと、そう感じる。



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