丘の上より

サキへ。





―――サキへ。





サキにあったのは、もう何百年前にもなるね。




サキは小さい頃から活発な子だったよね。




あの時も…





木登りしていて僕を折ってしまったよね。




―――君は泣いてくれた。



…僕のために。






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