丘の上より




―――うわっ!都丸ゆきのさんじゃん!しかも明日ぁ?!






ゆきのの様子をこっそりと伺う。




―――…気のせいだろうか





「…都丸さん、平気?」





「え」




「いや、なんかすごくほっぺが赤いから…。暑い?議長さんに言おっか?」





「へ、平気だよ!ごめんね…心配かけさせちゃって。」




ゆきのは健史に両手の手のひらをを見せ、微笑み、自分は平気だということを見せる。





「…そっか、ならいいんだけど…」






「いろいろありがと。」





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