丘の上より




―――なんでもないんだ…

なんかそのわりには顔赤すぎない?気のせい?


…まぁ、本人が大丈夫だっていうなら平気なんだろうけど。







もう一度、ゆきのの顔を伺う。



ゆきのは手で顔を仰ぎながら資料を穴が開くほど見ていた。




―――やっぱ気のせい?



…ま、いっか。







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