丘の上より




『多分その返事は気付いていないんだね…』





木の葉たちが当たり合う音が聞こえる―――。





「?どういうことですか…」








『今にわかると思うよ。』





木はまたさっきとは違う揺れ方をした。それは、なんだかかすかに笑っているような…




「はぁ…?」






冷たい風がアクマを通り抜けた。




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