魔法使い雲ちゃん


「恩返しを那津と言う人間にしても意味ないでしょう?

あなたが助けてもらった人間は誰です?」

「真…さんです…」

「なら那津に恩返しする必要は無いのですよ」


そうだけど…。

そうだとしても…



「真さんと那津は血が繋がっています。なので…那津に恩返しする事を真さんも、きっときっと、恩返しだと思ってくれます」


女神様…
生意気な事言って、ごめんなさい…。



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