魔法使い雲ちゃん


「忘れないでね…」

「あぁ」

「4年したら来るから…。だから待ってて。好きでいて…」

「あぁ」



那津の部屋で、那津は抱きしめてくれた。

“あぁ”たった2文字だけと、あたしには気持ち伝わってるから。


何があっても大丈夫だよ。



好きだよ、那津。



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