魔法使い雲ちゃん


「何で昨日、消えたんだよ」

「そんなの、友達が来たからじゃん」

「は?まだ話しあんだよ」

「何、何?」


あたしは那津の机に頬杖をついた。



「お前が魔法使いなのは分かった」

「うん?で?」


バチン――



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