魔法使い雲ちゃん


友達には、あたしの姿は見えないはずだけど…

あたしは那津の前から姿を消した。



「おい、大丈夫かよ?」

「あぁ…」

「何してんだよ、戻るぞ」


友達は那津を連れ戻しに来たんだ。


「それより何、独り言言ってたんだよ?」

「は!?」



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