魔法使い雲ちゃん


那津へのお願いは叶えられそうもない…

だって、お願いが無いから。



「雲、ちょっと良い?」

「お母さん…?」


人間世界から帰って来て1時間くらい。


「どうしたの?」

「女神様が来てほしいって」




この時、あたしは…
何も知らなかった…。

一緒に居られなくなる事なんて。



< 97 / 165 >

この作品をシェア

pagetop