17ぱれっと、
ある日、屋上にて
どいつもこいつも馬鹿ばっかじゃん。
そう感じたのはほんの5分前。
急に電話が鳴って、何かと思って走ってここまで来た。
急いで通話ボタンを押すと一言。「別れて」。
それは何気もない別れの知らせ。
それだけのことだ。よくあること。
理由を問いただすと「子供だから」と彼は言った。
まぁ確かに?二十歳超えたあなたから見たら高2のあたしなんぞ、ガキにしか見えないだろうけど。
それでも。それでもあたしは・・・。
『嫌だ、別れたくない』
そう言ったらまた子供だと思われる。そんなの嫌だ。
言葉を飲み込んであたしはうん、とだけ言った。
それでいいんだ。それで・・・。
交際期間たったの17日。あたしの初彼は去っていった。
そう感じたのはほんの5分前。
急に電話が鳴って、何かと思って走ってここまで来た。
急いで通話ボタンを押すと一言。「別れて」。
それは何気もない別れの知らせ。
それだけのことだ。よくあること。
理由を問いただすと「子供だから」と彼は言った。
まぁ確かに?二十歳超えたあなたから見たら高2のあたしなんぞ、ガキにしか見えないだろうけど。
それでも。それでもあたしは・・・。
『嫌だ、別れたくない』
そう言ったらまた子供だと思われる。そんなの嫌だ。
言葉を飲み込んであたしはうん、とだけ言った。
それでいいんだ。それで・・・。
交際期間たったの17日。あたしの初彼は去っていった。