17ぱれっと、
「そんな・・・」
あいつへと女の子から想いを伝えてくれ、と言われるのはこれで27人目だ。
それも可愛い子ばっかり。それなのにあいつは断り続けている。
「和也またかよーたまにはokしてやれよ」
携帯の中のミキを覗き込んでそう言う。
しかも彼女が居ない。なのにナルシスト。謎だ・・・。
「実はこっち系だったりして」
頼がオカマのポーズを取る。
「まさか」
「ねぇ拓真はどう思う?」
相変わらずゲーム機をいじってる拓真にミキを見せる。
一瞬だけ携帯を見て、またゲーム機に目を移す。
「・・・別に」
「なんで?拓真まで」
「自分で告白出来ない子は、やだな」
「拓真のくせに。生意気」
・・・男ってのは不思議だ。
女から見ての可愛いと男から見ての可愛いは違うらしい。
「っていうかお前はどうなの」
「え」
「え?じゃなくて。年上の彼が出来たとか言ってただろ」
やっと鏡から目を離した和也が言う。
その言葉に残り二人の視線も集まった。
ここは意を決して言うべきか。
「・・・それがさー?さっき別れようって言われちゃった」
無理して笑顔を作る。なんで笑ってんだろあたし。
「ふーん」
和也は相変わらず鏡を見ている。
その他は知らない。そっぽ向いてる。
あれ?何その反応。
ちょっと!もうちょっと反応あっても・・・
あいつへと女の子から想いを伝えてくれ、と言われるのはこれで27人目だ。
それも可愛い子ばっかり。それなのにあいつは断り続けている。
「和也またかよーたまにはokしてやれよ」
携帯の中のミキを覗き込んでそう言う。
しかも彼女が居ない。なのにナルシスト。謎だ・・・。
「実はこっち系だったりして」
頼がオカマのポーズを取る。
「まさか」
「ねぇ拓真はどう思う?」
相変わらずゲーム機をいじってる拓真にミキを見せる。
一瞬だけ携帯を見て、またゲーム機に目を移す。
「・・・別に」
「なんで?拓真まで」
「自分で告白出来ない子は、やだな」
「拓真のくせに。生意気」
・・・男ってのは不思議だ。
女から見ての可愛いと男から見ての可愛いは違うらしい。
「っていうかお前はどうなの」
「え」
「え?じゃなくて。年上の彼が出来たとか言ってただろ」
やっと鏡から目を離した和也が言う。
その言葉に残り二人の視線も集まった。
ここは意を決して言うべきか。
「・・・それがさー?さっき別れようって言われちゃった」
無理して笑顔を作る。なんで笑ってんだろあたし。
「ふーん」
和也は相変わらず鏡を見ている。
その他は知らない。そっぽ向いてる。
あれ?何その反応。
ちょっと!もうちょっと反応あっても・・・