17ぱれっと、
「声に出てたよ」
ははは、と笑って蒼以と旬斗の座る席に戻っていく。
小中学校の遠足や修学旅行の思い出というと
いつもこいつらのお守りばっかしてたし、
写真なんか撮られても、バーベキューの肉を焼いてるとこだったり
水族館のヒトデをいやいや触って泣き出す蒼以の世話だったり
寝相の悪い和也にゲーム機を踏まれて怒る拓真を
旬斗となだめているとなぜか殴られたり。
やっと解放される帰りのバスの中で
爆睡していると鼻の穴に指突っ込まれた写真だったり
眉毛が繋がって寝てても目が開いてる絵を書かれていたり
おでこに『肉』と書かれていたり。
いつも振り回されている記憶しかない。
落書きされていたときは、誰も言ってくれず
そのまま帰ろうとしたこともある。
中1でどっかに社会科見学に行ったとき
そのとき居た彼女と回っていたんだけれど、
入っちゃいけないところに蒼以が入ってしまって
ベルトコンベアに流されているところを目撃したり。
そして蒼以を助けると次の日彼女に振られたり。
「あのときは・・・面白かったなー」
「何独り言喋ってんの、きも」
「・・・うっせーんだよちっぱい!」
高校2年生の修学旅行は
どんな波乱が起きるんだろう・・・
ははは、と笑って蒼以と旬斗の座る席に戻っていく。
小中学校の遠足や修学旅行の思い出というと
いつもこいつらのお守りばっかしてたし、
写真なんか撮られても、バーベキューの肉を焼いてるとこだったり
水族館のヒトデをいやいや触って泣き出す蒼以の世話だったり
寝相の悪い和也にゲーム機を踏まれて怒る拓真を
旬斗となだめているとなぜか殴られたり。
やっと解放される帰りのバスの中で
爆睡していると鼻の穴に指突っ込まれた写真だったり
眉毛が繋がって寝てても目が開いてる絵を書かれていたり
おでこに『肉』と書かれていたり。
いつも振り回されている記憶しかない。
落書きされていたときは、誰も言ってくれず
そのまま帰ろうとしたこともある。
中1でどっかに社会科見学に行ったとき
そのとき居た彼女と回っていたんだけれど、
入っちゃいけないところに蒼以が入ってしまって
ベルトコンベアに流されているところを目撃したり。
そして蒼以を助けると次の日彼女に振られたり。
「あのときは・・・面白かったなー」
「何独り言喋ってんの、きも」
「・・・うっせーんだよちっぱい!」
高校2年生の修学旅行は
どんな波乱が起きるんだろう・・・