カラダから始まる恋ってありますか?
また熱を帯び始めたカラダ。
「ダメだよ…汗、かいちゃったから…シャワー…浴びなきゃ」
きっと汗くさい…。あたしが汗くさいなんて…思われたらヤダよ…。
首筋から胸元に移る裕介さんの顔を、両手で抑えながら言うと
「分かったよ…」
諦めてくれたのか…あたしから離れた。
助かった…。そう思って、上半身を起こすと
あたしの腕を掴んで
「一緒に入ろう」
熱っぽい視線で見つめられた。