カラダから始まる恋ってありますか?

「裕介さん…あたし…」


「愛美…大切な話しがある」



愛美に、俺の気持ちを全部話そう。


俺と愛美の絆を信じて。



リビングで、テーブルを挟んで愛美と向き合って座った。

俺の言葉をじっと待つ愛美に、ゆっくりと深呼吸して話し始めた。




「愛美…。ずっと、愛美に話さなきゃいけない事があるんだ」



「うん…」





「俺…実はイタリアへの海外勤務の話があるんだ…」




「……うん」




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