カラダから始まる恋ってありますか?

「うぅ…ん」


あっ、目が覚めた…。

パチッと開いた瞼から、俺を見つめる綺麗な潤んだ瞳…。


「ゆうすけ…さん…?」


「おはよう。愛美ちゃん」


しばらくジーと俺の顔を見つめると


まるで天使みたいな微笑みで言った。



「おはよう…裕介さん」


瞬間…心の奥に再び湧き上がる愛おしい感情。



「おはよう…愛美」


彼女をギュウと抱きしめて、額に優しいキスを落とした。




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