カラダから始まる恋ってありますか?
「まなみぃ~あんた…寝たの?」
突然背後から低い声で耳元で囁く由実に、あたしはビクンッ!と体を固まらせゆっくりと振り向いて
「アハ…」と引きつった顔で笑うと
「ヤッパリ…寝たんだ…やっちゃったんだ…最後まで」
ハァ~と、ため息混じりの呆れ顔。
「何もそんな顔しなくてもいいじゃない…だって…したかったんだもん…エッチ…」
しょうがないじゃん。好きになっちゃったんだし…由実には簡単に理解してもらえないかもしれないけどさ…
自分の気持ちに正直になったら、そうなっちゃんだからさ…