reverse【完】
そんな慌ただしい毎日が
ようやく落ち着いたのは
それから更に1ヶ月後
久しぶりの休日
と言う前の日に
営業課で打ち上げが開かれた
俺はこの日に
エミに話をしようと決めていた
これで最後…
エミが了承してくれようがくれまいが
俺は美咲に話すつもりでいた
それなのに
打ち上げが終わると
同期の女の子たちと連れだって
エミはタクシーに乗っていってしまった
覚悟を決めていた俺は
黙ってそのタクシーを見送った
その時
内ポケットに入れておいた携帯が震えた
開くとそれはエミからで
――――――――――――――――
私 別れませんよ
また月曜日に…
エミ
――――――――――――――――
飽きてくれるどころか
その執着心に恐怖を覚えた
ようやく落ち着いたのは
それから更に1ヶ月後
久しぶりの休日
と言う前の日に
営業課で打ち上げが開かれた
俺はこの日に
エミに話をしようと決めていた
これで最後…
エミが了承してくれようがくれまいが
俺は美咲に話すつもりでいた
それなのに
打ち上げが終わると
同期の女の子たちと連れだって
エミはタクシーに乗っていってしまった
覚悟を決めていた俺は
黙ってそのタクシーを見送った
その時
内ポケットに入れておいた携帯が震えた
開くとそれはエミからで
――――――――――――――――
私 別れませんよ
また月曜日に…
エミ
――――――――――――――――
飽きてくれるどころか
その執着心に恐怖を覚えた