reverse【完】
一緒に飲めることが嬉しくて
今日遅くなってしまった理由を美咲に話している途中で
『…ねぇ』
それまで黙って聞いていた美咲が口を開いた
『どした?』と聞く俺に答えることなく、そっとソファーから腰を上げた美咲をみて、初めて何かおかしいと気づいた
俺に背を向けたまま
黙って俯いている美咲の背中が、少し震えているように見えた
『見ればわかるよ』と、手渡された茶色い封筒を
開けた時
「………!!!」
エミとのことが瞬時に浮かび
頭が真っ白になった
そして、チビ達の顔が浮かび
頭を鈍器で殴られたような気がした
俺の手の上には
妻の欄には既に美咲が綺麗な字で記してある【離婚届】
今日遅くなってしまった理由を美咲に話している途中で
『…ねぇ』
それまで黙って聞いていた美咲が口を開いた
『どした?』と聞く俺に答えることなく、そっとソファーから腰を上げた美咲をみて、初めて何かおかしいと気づいた
俺に背を向けたまま
黙って俯いている美咲の背中が、少し震えているように見えた
『見ればわかるよ』と、手渡された茶色い封筒を
開けた時
「………!!!」
エミとのことが瞬時に浮かび
頭が真っ白になった
そして、チビ達の顔が浮かび
頭を鈍器で殴られたような気がした
俺の手の上には
妻の欄には既に美咲が綺麗な字で記してある【離婚届】