イタズラな運命。
ケンちゃんは私の話を聞いて急に立ち上がった。
「大丈夫だよ。花火大会、絶対浴衣着てよ?」
「…でも………」
「絶対大丈夫だから」
私はケンちゃんの優しさが痛いほど心に染みて
ケンちゃんを信じよう、って思った。
「……ありがとう…ケンちゃん。」
ケンちゃんは私を家まで送ってくれた。
優しすぎだよ…ケンちゃんは…。
「杏菜ちゃん。また何かあったら俺に相談してよ?話聞くからさ…」
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