イタズラな運命。



――――
―――





「りんご飴、食べたいっ」



「…買ってこいよ」



「うん!あっ、わたがしも…いいなぁ」



「………。」





杏は昔からりんご飴が好きで花火大会があれば、絶対に買う。




でも…わたがしも欲しいらしくウロウロして迷ってる杏。




俺しか知らない、杏のこんな姿。










――…そう、思えば







普通の日常を杏と過ごせるなんて



俺は幸せだったんだ…。






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