〜LOVE*スピリット〜




あたしの手をぎゅっと強く握って






「………っ……俺はっ…!!


お前のことっ…………!!」




そう言った時





―バンッ!!









「鴇葉ー颯悸ー。大丈夫かー」








社の扉を開けながら、入ってきたのは風哉くん。







「……ぇ…風哉くん……?」



なんでいるの??




「いやぁ、お前ら帰ってくんのおせぇからさ。
お前らの母ちゃんに頼まれてよー。」







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