〜LOVE*スピリット〜
「くぉっ………!!!
てんめっ……か、カドがっ……!!!!」
顔面を押さえながら、床にうずくまる颯悸。
「知らないわよ!!!
入る時はノックしろって、何度言えばわかんのよあんた!!」
「だって煉斗が入っていいって言ったし…」
「ちょい、颯ちゃーん。
俺のせいにすんなよなー。」
ひょいと顔だけ入ってきて、颯悸に話す煉斗。
「なっ。言っただろー?
誰もお前の裸なんか見たくねぇって。」
そう言いながら、勝ち誇ったような顔をあたしに向ける。
「なっ………!!!!!」
「ちょっとまて煉斗。
それは違うぞ。
たとえ、まな板であっても
この小ささがまたレアで…」
この発言で、あたしの怒りは頂点に達した。
「着替えるんだからっ……
出ていけアホ共────────っっっっっ!!!!!!!!!」