My place to stay
ベッドに横たわっている
お婆ちゃんに縋りついた。

近所の
おばちゃん
親戚の叔母さん
も周りに立っていた。

私の母親もいた。

私は恥じらいもなく
泣き叫んでいた。

すると
お婆ちゃんの口元が微かにニコッと笑ったかのように動いた。
私が来る数十分
前に息を引き取って
いたのである。

アナタの事を
待ってたんだよ…

と近所の
おばちゃんは
言った。

私は五日間ほど
仕事も学校も休み

葬儀に出た。

その後は学校も
卒業し。

無事に就職した。

社会人になると
色んな事があるが

それなりに楽しかった。
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