千景くんは幼なじみ
両手首を掴まれたまま、そのままバンザイ体勢にさせられる。

ちーちゃんは面白がって、そのままベッドに乗り私は吊り下げ状態…。

腕…抜ける。

「もー、やめてよ…」

「結愛、重っ!」

自分でこんな事したくせに、顔しかめてるし…。

「重いとか言うなら、こーいう事やーめーてぇ」

ちーちゃんに手を離してもらおうと、身をよじる。

「コラ、暴れんなって…」

「バカ!もぉ…離してよぉ…」

「うわっ、ちょ…待てっ」

足でちーちゃんのスネを蹴ってやろうとしたら、ベッドのマットレスに足元を取られ、

今までバランスを取っていたちーちゃんが

崩れた…。










ドサッと、

二人でベッドに倒れ込む。







私はちーちゃんの肘で頭をうち、かなりの激痛…。

うぅ…

めちゃくちゃ痛いんだけどー。





「ちょっとぉ…何すんのよー」

初めは頭の痛さに目が回りそうだったけど、しばらくして…ちーちゃんの上に覆い隠さってる事に気が付いた。

そして…

下になってるちーちゃんは、

明らかに顔が赤かった。





ドキ




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