千景くんは幼なじみ
…うわぁ。

後ろにひっくり返りそうな所を、

ちーちゃんが前から支えてくれる。







ドキドキドキドキ…

ホントは

あのまま…

キスしたかった。

優しく、引き寄せて欲しかった。







背中に回された腕。

目の前にある、ちーちゃんの顔。

見つめ合い、また昨日みたいな気持ちになってきた。








思わず…

後先考えず、

唇から言葉がこぼれる。







「ちーちゃん…好き」








い…

言っちゃった…。

ど…どうしよう!








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