千景くんは幼なじみ
これは、嫉妬?

ちーちゃんに素直になれない自分と、思い通りにならないもどかしさ。

私はちーちゃんに弄ばれてる感じだけど、

あれだけキッパリ言ってるちーちゃんが、もし穂積に心を開いたら

その時こそ…

ヤバいんじゃないかなーって、考えるだけで怖い。





クラスの女子とは仲良さげだったのに、実はウザいとか…

ちーちゃんが考えてる事

私には全く読めないよ。






それとも全部ウソなのかな。

本当は、クラスの可愛い女子が気になる。

でも、照れてあぁ言った。





授業終わりのチャイムが鳴り昼休みに突入したのに、まだ終わらないうちのクラス。

早く学食行かないと、日替わりなくなっちゃうよー…って廊下をチラチラ見る。

廊下側の席の私。

授業を終え、廊下を歩く生徒たちを眺めていると、

見知った顔が、向こうから歩いて来るのが見えた。





あ…

瀬尾くんだ。





そして、

隣には

ちーちゃんがいた。





< 160 / 460 >

この作品をシェア

pagetop