千景くんは幼なじみ
早速家に帰って、ちーちゃんに相談してみた。

最近ちーちゃんは友達と帰る事が多くなって、私とは別々。

帰ってるかどうかわからなかったけど、家に行くと…今日はもう家にいたんだ。







「…ちーちゃん、今いい?」

「おー。珍しいな。最近うち来なくなったのに…」

玄関の扉を開けてもらい、ちーちゃんちに上がり込む。





久しぶりのちーちゃんのお家。

最近は、気まずいから来てなかったんだ。

私から来た事もあり、多少困惑気味のちーちゃん。

「…ここでいー?」

「えっ?あ、うん」

ちーちゃんにリビングを指される。自分の部屋には入れないって事だよねー。

何となく寂しいけど、

今の私たちの雰囲気からしたら…

リビングで十分かも知れない。

どっちみち二人きりだし、ちーちゃんの部屋に行く理由は特にないもんね。






その辺に座って、ちーちゃんを見上げる。

「ねぇ…明日の事なんだけど」



< 354 / 460 >

この作品をシェア

pagetop