千景くんは幼なじみ
だから…
伸ばしてた前髪切ったのにーっ。
…好きだけど、ムカつくコイツ。
うぅ、イライラしてきた。
「それとさー、最近化粧濃くね?スッピンで学校行けって」
「やだよ。…別に、濃くないし」
ちーちゃんが今日一緒に歩いてた子だって、化粧してたじゃん。
あの子は良くて、私はダメなワケ?
う。また思い出した。あの子のコト。
「ちーちゃん、私今日見ちゃった」
「そーなん?あ、コレ借りてくな。それと…コレ」
ちょっとぉ…ヒトの話聞いてるぅ!?
ちーちゃんは私の話半分で、自分が借りたいCDだけをラックから抜いていく。
見ちゃった
に対する動揺すら見られない。
「見たんだってばー。ねぇ、聞いてよ!」
「うるせーなぁ。聞いてるっつの。勝手に話せよ」
む…むかーっ!
ムカつくけど、好きだから…
やっぱり聞いて欲しい。っていうか、何であの子と歩いてたのかを…
教えて欲しい。
伸ばしてた前髪切ったのにーっ。
…好きだけど、ムカつくコイツ。
うぅ、イライラしてきた。
「それとさー、最近化粧濃くね?スッピンで学校行けって」
「やだよ。…別に、濃くないし」
ちーちゃんが今日一緒に歩いてた子だって、化粧してたじゃん。
あの子は良くて、私はダメなワケ?
う。また思い出した。あの子のコト。
「ちーちゃん、私今日見ちゃった」
「そーなん?あ、コレ借りてくな。それと…コレ」
ちょっとぉ…ヒトの話聞いてるぅ!?
ちーちゃんは私の話半分で、自分が借りたいCDだけをラックから抜いていく。
見ちゃった
に対する動揺すら見られない。
「見たんだってばー。ねぇ、聞いてよ!」
「うるせーなぁ。聞いてるっつの。勝手に話せよ」
む…むかーっ!
ムカつくけど、好きだから…
やっぱり聞いて欲しい。っていうか、何であの子と歩いてたのかを…
教えて欲しい。