千景くんは幼なじみ
「顔で選ぶんだ!?性格合うとか、そーいうんじゃないの?」

「性格なぁ。会って数日だぜ、そんなんわかるワケねーじゃん。顔と胸しか見てねぇな」

…さ、最低~っ!

ちーちゃんの獣っ。

近くにあったクッションをちーちゃんに投げつけるも、キックでうまくかわされてしまう。





「ウソだろ。何マジギレしてんだよ…。

あーいうのはタイプじゃねぇな。学校でどこ行くにもついて来るしさー、正直ウザイ」

え…そーなんだ?

じゃあ、彼女にしないの?





ウザイ。

フフッ、

なぁんだ、あの子の事…

そんな風に思ってたんだぁ。






「あんな可愛い子に何言ってんの?じゃあ、ちーちゃんのタイプって?」

ここで、

結愛だよ。とかって言われたら…

やっと念願の両思いだよぉ。





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