千景くんは幼なじみ
「なぁ、結愛のクラス行きたい」
「私の?いいけど…ちーちゃんのクラスとあんまり変わらないよ?」
突然そんな事言い出すもんだから、二人で私のクラスにやって来た。
去年と同様、催しの片付けをする以外の一年生はほぼ帰っていて…
二年三年も、隠しイベントを気にしてる人、みんなでワイワイ騒いでるメンバーぐらいしか残っていない。
隣のクラスにはポツポツ人が見えたけど、うちのクラスには誰もいなかった。
「へへ、一回入ってみたかった」
ちーちゃんは嬉しそーに、私のクラスを見回す。
「あんまり変わらないでしょ?」
「ちょっと違う。ありえねーけど、同じクラスだったら良かったな」
目を細め、窓の方に近づいて行く。
もう。嬉しい事言わないで。私だって、何度思ったか。
ひとつの年の差は…大きい。
まだまだだし、考えたくないけど、私はちーちゃんより先に…卒業するんだよね。
「結愛、こっち来いよ」
窓際の机に腰掛け、私を呼ぶ彼。
ま、ちーちゃんは。
年下と思えないほど、態度でかいけどね?
「私の?いいけど…ちーちゃんのクラスとあんまり変わらないよ?」
突然そんな事言い出すもんだから、二人で私のクラスにやって来た。
去年と同様、催しの片付けをする以外の一年生はほぼ帰っていて…
二年三年も、隠しイベントを気にしてる人、みんなでワイワイ騒いでるメンバーぐらいしか残っていない。
隣のクラスにはポツポツ人が見えたけど、うちのクラスには誰もいなかった。
「へへ、一回入ってみたかった」
ちーちゃんは嬉しそーに、私のクラスを見回す。
「あんまり変わらないでしょ?」
「ちょっと違う。ありえねーけど、同じクラスだったら良かったな」
目を細め、窓の方に近づいて行く。
もう。嬉しい事言わないで。私だって、何度思ったか。
ひとつの年の差は…大きい。
まだまだだし、考えたくないけど、私はちーちゃんより先に…卒業するんだよね。
「結愛、こっち来いよ」
窓際の机に腰掛け、私を呼ぶ彼。
ま、ちーちゃんは。
年下と思えないほど、態度でかいけどね?