千景くんは幼なじみ
「え…と。この場合は…無効?」

「なワケねぇだろ」

し…んと静まり返る中、ふたりきりなのがすごく恥ずかしくなってくる。

背中に回された腕、そばにある千景の顔にドキドキしてきて、いつも以上にすっごく意識しちゃう。

自分からするぐらいなら、千景からしてって思ってたけど

裏庭のライトにぼんやり映し出される千景の笑顔に…

吸い寄せられるように

私からキスをした。





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