千景くんは幼なじみ
「結愛、また可愛くなったな。前髪…似合ってる」

ちーちゃんは私の髪を撫で、極上スマイルをみせた。

う…ズルい。

何なの、今さら。

さっきは前のが似合ってたとか…言う事コロコロ変わるんだから。







「ちーちゃんも、今の髪型似合ってるよ。…別人だよ」

「髪?…あぁ、伸びてきたな。結愛は、こーいう方がスキ?」

ほら、

そーいう顔しちゃダメだって。

ちーちゃんへの、

好きが溢れ出しちゃうよぉ…。







「ねぇ…ちーちゃん」

ちーちゃんの服をギュッと掴み、顔を見上げる。

上目づかい…で。

こうやったらドキドキするって、雑誌に書いてあったもん。

…ちーちゃんに、チャレンジ!してみた。


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