千景くんは幼なじみ
小悪魔和奏
アホなちーちゃんを見送り、自分も教室へ。

…穂積どこ行ったんだろ。

あ、そか。ジャージだったから着替えに行ったんだね。

後は、食料調達。






自分の席につき、鏡を開いて前髪をなおす。

目の下黒くなってないかなー…

うん、大丈夫。




自分の顔を覗き込んでいると、目の前に和奏くんが現れた。

「結愛ちゃん!」

「うわぁ、びっくりした…。和奏くん、ど…うしたの?」

突然現れるからびっくりしちゃうよ。

小さい体をもっとギュッとかがめて、私の机の縁にしがみついている。





ぐ。…可愛い。

和奏くんには、キュートって言葉が似合うよね。






ふわっと微笑み、私の髪に触れる。

「結愛ちゃん、何のシャンプー使ってるの?いつもサラサラだよねぇ~」

「んーとね。これは…」





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