千景くんは幼なじみ
「これ、どこのっ?オレも結愛ちゃんと同じ香りになりた~いっ」
マジっスか。
びひりながらも、和奏くんの大胆発言に笑顔もひきつる。
だって…
こんなの穂積に見られたらー。
「和奏くん、とりあえず離れてねぇ…。あ、それに。このシャンプー、髪のコシある子向けだから。和奏くん、猫っ毛でしょ?」
何とか同じシャンプーは免れたい。
お返しに和奏くんの髪を触ると、思った以上に柔らかかった。
「うわ。ほんとに猫っ毛だ…」
「コシ欲し~い。ほんとはさ、穂積みたくカッコいい髪型にしたいんだけどね」
「きっと似合うよ、思いきってやってみたら?」
私がそう言うと、和奏くんは首を傾げる。
「…似合うかなー」
「うん、似合う似合う」
私の言葉に、和奏くんはフフっと天使の笑みを見せた。
「結愛ちゃんてさー、場をやり過ごそうとして、たまに適当だよね」
え。
「ホントはどーでもいいでしょ、オレの髪型なんて」
いえ。
そーいうワケでは。
マジっスか。
びひりながらも、和奏くんの大胆発言に笑顔もひきつる。
だって…
こんなの穂積に見られたらー。
「和奏くん、とりあえず離れてねぇ…。あ、それに。このシャンプー、髪のコシある子向けだから。和奏くん、猫っ毛でしょ?」
何とか同じシャンプーは免れたい。
お返しに和奏くんの髪を触ると、思った以上に柔らかかった。
「うわ。ほんとに猫っ毛だ…」
「コシ欲し~い。ほんとはさ、穂積みたくカッコいい髪型にしたいんだけどね」
「きっと似合うよ、思いきってやってみたら?」
私がそう言うと、和奏くんは首を傾げる。
「…似合うかなー」
「うん、似合う似合う」
私の言葉に、和奏くんはフフっと天使の笑みを見せた。
「結愛ちゃんてさー、場をやり過ごそうとして、たまに適当だよね」
え。
「ホントはどーでもいいでしょ、オレの髪型なんて」
いえ。
そーいうワケでは。