風と共に Fly high!!
「琴ちゃんが、歩くので・…限界?」
「はい。」
「うそ…でしょ…だって、あのトキは何も…」
「すみません。本当はあのトキは、何もなくて、気付けなくて、すいません。」
深く頭を下げる先生
なんだよ、それ。
「頭、下げて、すむわけねーだろ!!」
「翼君っ、やめて!!」
「ことにとって、あいつの足は、大切なもんなんだよ。ぜってーに手放しちゃいけねー。大事なもんなんだよ。もし、走れないと決まったと言われたら…」
言葉を失った。
先の言葉が見つからない・…。