長編小説番外編集


「ゲームしてる蓮の姿が想像つかないから見たいんだってよ!よかったな、蓮」

「あ、バラさないでよ蘭くん!」


……はぁ、今日はこれから掃除と洗濯の予定があったのにな……。

あと、久々に由衣と二人の予定が……。


「ご、ごめんね、蓮くん」

「いいよ、由衣は気にしなくて」


結局、静かにイラついていた俺は、暁と蘭に攻撃しまくっていた。


夕食を四人分作り、リビングでみんなで食べ、解散した。


「蓮くんて、強いんだね……」

「あの二人が弱いだけだよ」

「それにしても、蓮くんと蘭くんのシンクロ率……」

「ぐ・う・ぜ・ん、だよ」

「……そ、そっか」


8時、由衣を家まで送って帰る。

また家に戻り、洗濯をする。

軽く掃除もして、食器を洗って、俺の1日が終わろうとしている。


その時、メールが来ていたことに気付いた。
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