長編小説番外編集


由衣からな気がする……。


案の定、由衣からのメールが来ていた。

少し気付くのが遅れてしまった。


『今日も楽しかったね』


何気ない一言。

それでも俺は、嬉しくてしかたない。


愛しい愛しい、俺の彼女。


『由衣がいれば、何でも楽しく感じられるよ』


二人の甘い時間を得て、今日も心地良い終わりを迎える。


南波家の母/完
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